家にある不用品を売りたいけど、ネットで広告を出したり、購入者とやり取りするのは面倒くさい…
そんな方にピッタリのサービス「Sellpy」をご紹介します。
中古品を無料で自宅までピックアップしにきてくれて、さらに広告の掲載から販売・発送まで全て代行してくれる、とっても便利なサービスなんです。
わたしもSellpyを使って、これまで約2000krのお小遣いをゲットできました。
Sellpyバッグを注文
Sellpyを利用するには、まず「Sellpyバッグ」を入手します。
注文方法はとっても簡単。しかも無料です。
まずSellpyのウェブサイトへ行き「BESTÄLL DIN SELLPYPÅSE(Sellpyバッグを注文)」をクリック。
必要事項を記入して、「Beställ Sellpypåse(Sellpyバッグを注文)」をクリック。
数日後には、ご自宅のポストにSellpyバッグが届きます。
売りたいものを Sellpyバッグ に詰める
Sellpyバッグが届いたら、処分したいものを詰められるだけ詰めましょう。
状態の良いもの(壊れていない、目立った汚れがない)であれば基本的に何でもOKです。
Sellpyバッグ大きさは、封をした状態で約55㎝×75㎝ぐらい。
クッションを2つ詰めると、こんな感じになります。
衝撃に弱いもの(陶器や電化製品など)は、念のためプチプチなどで梱包してからSellpyバッグに入れるのをおススメします。
Sellpyバッグのピックアップを予約
Sellpyの最大のメリット。
それは、売りたいモノを自宅まで取りに来てくれること!
重たくて処分に困っているモノも、簡単に売りに出すことができますね。
Sellpyバッグに不用品を詰め終わったら、ピックアップを予約しましょう。
まず「Beställ upphämtning(ピックアップを注文)」をクリック。
必要事項を記入して「Skicka beställning(注文を送信)」をクリック。
これで予約は完了です。
ピックアップ到着の直前には「あと○分で到着します」というお知らせがSMSで届きます。
そこに書いてあるリンクを開くと、ピックアップに来てくれる人の現在地をリアルタイムで確認できるんです。なんと便利なサービス!
自宅まで取りに来てもらったら、Sellpyバッグをただ渡すだけ。
掲載広告の確認
(※めんどくさがりの方は、このステップは飛ばしてもOKです。)
中古品をネットで売ったことがある人なら分かると思いますが、商品の写真を撮って、詳細の説明を書いて…って作業、地味に面倒ですよね。
Sellpyは、それも全て代わりにやってくれるんです!
広告掲載の準備ができると、Sellpyからメールが届きます。
もし商品説明が間違っていたり、商品の写真に満足できない場合には、修正をお願いしましょう。
より高い値段で商品を売るためには、写真映りがとっても大事。
写真から商品の魅力が十分に伝わらないと思ったら、取り直しを求めるのをおススメします。
商品が売れるまでのプロセス
商品の販売中も、なーんにもすることありません(笑)。ちなみに、商品が実際に売れるまでのプロセスはこんな感じ。
- オークションサイト「Tradera」に出品される。
- 1週間ほど過ぎても入札がない場合、固定価格がつけられ、TraderaとSellpyマーケットの双方で売り出される。
- それでも売れない場合、より低めのスタート価格で再度Traderaのオークションに出品される。
- 売れずに残っていると、徐々に価格が下げられる。
- 出品後12週間ぐらい経っても売れない商品は、寄付される。
商品が売れたときの発送作業もSellpyがやってくれます。
手元に入るお金はいくら?
Sellpyの利用にかかるのは
です。
そして、売れた価格の40%(価格が501kr以上の場合には、500krを超えた部分の90%)があなたの取り分になります。
つまり、
が、あなたに入ってくるお金です。
売り上げが出たら出金依頼
売り上げが発生したら、1krからでも、いつでも出金できます。
「Visa saldo(残額を表示)」をクリック。
「Ditt saldo」に表示されている金額が、あなたが受け取る金額です。
「BEGÄR UTBETALNING(出金を依頼)」をクリック
出金方法は以下の3つから選べます。
①Sellpy クレジット
Sellpyクレジットは、Sellpyマーケットでお買いものをするときに使えるお金です。5%上乗せした額がもらえるので、Sellpyでお買い物もしたい方にはこれがおススメ。
②寄付
寄付先はGreenpeace、UNHCR、Stockholm Stadsmission(主にホームレスの支援を行うNPO)、SOS子供の村から選べます。
③銀行口座振り込み
指定の銀行口座に振り込まれます。
出金方法と金額を指定したら、「Begär utbetalning(出金を依頼)」をクリックするだけです。
Sellpyを利用する上での注意点3つ
とにかく手間いらずで便利なSellpyですが、利用する前には以下の3点を心得ておきましょう。
その1:低い値段でしか売れなさそうなものは出品を控える
Sellpyが商品を仕分けする際、50kr以上では売れないだろうと判断したものは、広告掲載されずに処分ないし寄付されます。
(※それでも出品してほしいと依頼すれば、出品してもらえます。)
また広告の掲載には、掲載手数料(10kr)がかかります。
つまり、商品が25kr以上で売れないと、売り上げがマイナスになってしまうのです。
例えば、商品A・B・Cを出品した結果が以下のとおりだったとします。
商品A:100krで売れた→手取り 30kr(100kr × 40%-10kr)
商品B:10krで売れた →手取り-6kr(10kr × 40%-10kr)
商品C:売れ残った →手取り-10kr
この場合、せっかく商品Aで30krの売り上げを出せたのに、最終的に手元に入る額は14krに減ってしまいます。
このように無駄な広告料を払うハメにならないよう、ある程度高い値段で売れそうなものを選んで出品しましょう。
その2:商品が売れるまで気長に待とう
商品をピックアップしてもらってから広告が掲載されるまで、最低でも6~8週間程度かかります。
また、広告が掲載されても最終的に売れるまでは、さらに何週間もかかる場合もあります。
Sellpyは「今すぐに売りたい!」というせっかちな方にはあまり向かないので、お気を付けください。
その3:売れる値段は予想できない
売れない期間が長引けば、商品はどんどん値下げされていきます。
自分では「500krぐらいで売れる」と期待して出品したのに、「最終的に売れた値段は30krだった」なんてことも起こります。
自分の希望した価格で売れないことがあるという点は、予め覚悟した上で出品しましょう。
スウェーデンの通常のセカンドハンドショップに不用品を持ちこんでも、買い取ってくれるところはほとんどありません。
手数料が少し高いと感じる方もいるかもしれませんが、ピックアップ・広告掲載・発送を全て代行してくれることを考えれば、十分お得なサービスだと思います。
ほとんど手間をかけずに中古品を売ることができる「Sellpy」、ぜひお試しあれ!
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