魔女の宅急便の舞台ゴットランド島ヴィスビューのおすすめ観光スポット7選【写真付き】

ハンザ同盟の貿易港として栄えたゴットランド島ヴィスビュー。

北欧の都市の中で、中世の面影を最も当時に近い形で残している場所と言われ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。

その町の美しさから、映画「魔女の宅急便」のモデルとなったことでも有名。

そんな魅力いっぱいのヴィスビューのおすすめ観光スポット7選をご紹介します!

主要な観光スポットを事前にチェックして、ヴィスビューを思いきり満喫しましょう。

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ヴィスビューの1番の観光スポットは城壁

ヴィスビューの特徴と言えば、何といっても、街をぐるりと囲む城壁
(※城を囲んでいたわけではないため、正確には”城壁”ではありません。スウェーデン語では”Ringmur”(輪壁)と呼ばれています。)

高さ約11メートル、全長約3.4㎞の城壁は、1200~1300年代にかけて築かれました。

地図上の灰色のラインが城壁

城壁の出入りに使われた門や、見張り台として建てられた塔などたくさんの見所があるので、ぜひ城壁にそって街を一周してみてください。

ヴィスビューの絶景スポットはサンタマリア大聖堂にあり

12~13世紀にかけて、ヴィスビューには数多くの教会が建てられました。

その中でもサンタマリア大聖堂は、現在も実際に使われている唯一の教会です。

美しい外観だけでも一見の価値はありますが、教会内の色鮮やかなステンドグラスもぜひご覧ください。

また、サンタマリア大聖堂を訪れた際に併せておすすめしたい場所が、裏手にある高台。

大聖堂の脇にある階段を上ると、そこからヴィスビューの町を一望できるんです。

オレンジの屋根の向こうに見える海。まさに魔女の宅急便の世界ですね。

ヴィスビューに来たら、ここからの景色を絶対にお見逃しなく!

ヴィスビューの中心にある大広場

レストランやカフェが立ち並ぶ賑やかな大広場(Stora torget)

夏の間にはここにマーケットが出され、地元の名産物を買うことができます。

ハチミツやジャムが並ぶ出店

また大広場に面したお店のひとつは、市内唯一のスーパーマーケットになっています。

ヴィスビューでインスタ映え狙うなら「漁師の小道」

ヴィスビューは、「薔薇の町」とも呼ばれています。

玄関先にバラを植えた可愛い家が立ち並ぶ様子は、絵本の中の世界のよう。

ヴィスビューの中でも、特にフォトジェニックな場所がFiskargränd(漁師の小道)です。

あなただけの一枚を、ぜひカメラに収めてみてくださいね。

教会廃墟でヴィスビューの歴史を感じよう

中世に建てられた多くの教会は、現在では教会廃墟として残されています。

夏の間は基本的に無料で一般開放されていますので、ヴィスビューを散策する際に是非立ち寄ってみてください。

侘しさの中に美しさを秘めた廃墟教会は、ヴィスビューならではの観光スポットです。

いくつか代表的なものをご紹介します。

カタリーナ教会

数ある教会廃墟の中でも、最も美しいと言われているカタリーナ教会(S:ta Karin)。

大広場(Stora torget)のすぐそばにあります。

朽ちた天井から日の光が降り注ぐ様子はとても神秘的です。

ドロッテン教会

ドロッテン(Drotten)とは、古代の北欧の言葉で「神」や「統治者」を意味します。

当時の技術を使って作られたアーチ形の天井は、800年以上の時を経た今もその姿を保っています。

聖ローレンス教会

ドロッテン教会から道を挟んだすぐ隣には、 聖ローレンス教会(S:ta Lars)があります。

近くに建てられていることから、ドロッテン教会と聖ローレンス教会は姉妹教会とも呼ばれています。

聖ローレンス教会の特徴は、壁の中に巡らされた細い階段や通路

その通路を使って教会内の色々な部屋に移動できるユニークな造りだったようです。

アルメダーレン公園でゆっくり一息

城壁のすぐ外側、海沿いにあるのがアルメダーレン公園です。

手入れの行き届いた芝生が美しいアルメダーレン公園は、市民の憩いの場として親しまれています。

ヴィスビュー散策に疲れたら、ここで一息つくのはいかがでしょうか。

お天気が良ければ、ピクニックを楽しむのも良いですね。

7月初旬にはヴィスビューで「アルメダーレン政治週間」というスウェーデン最大の政治イベントがおこなわれます。

アルメダーレン公園の噴水のある広場は、その際に党首演説が行われることで有名です。

歴史を学ぶならゴットランド博物館

ヴァイキング時代の絵画石碑や、中世に使われた武器や防具硬貨や装飾品など、幅広い展示物があります。

外観は小さく見えますが、建物の中は意外に広く、なかなか見ごたえのある博物館です。

ゴットランドの歴史を深く知りたい方はぜひ訪れてみてください。

ヴィスビューのおすすめ観光スポットまとめ(地図)

ヴィスビューはとても小さな町なので、徒歩で移動可能です。

これまでご紹介した観光スポットを地図にまとめたので、参考にしてみてください。

ヴィスビュー以外のゴットランドおすすめ観光スポット

ゴットランド島には、ヴィスビュー以外にもたくさんの見所があります。

せっかくなら現地でレンタカーを借りて、ヴィースビュー以外の場所にも足を伸ばしてみませんか?

ゴットランドは一本道ばかりで交通量も多くないので、運転はそんなに難しくありません。

ラウク(奇岩群)

photo: Helena Wahlman/imagebank.sweden.se

ゴットランドはラウクと呼ばれる奇岩群でも有名。

奇岩は、雨風・波によって岩や地盤が長い年月をかけ浸食されてできた、ユニークな地形です。

それはまさに大自然が生んだ芸術

ラウクの見所として最も有名なのは、ゴットランド島の最北端にあるフォーレ島(Fårö =「ヒツジ島」という意味)ですが、そのほかにもラウクが見られる場所はたくさんあります。

スペアミント・ガーデン(ハーブ園)

“Krusmyntagården” by Deeped & Amanda Strandh is licensed under CC BY 2.0 

ヴィスビューから車で北に15分ほど行った場所にあるハーブ園「スペアミント・ガーデン」(Krusmyntagården)。

ここでは200種類以上の植物やハーブが栽培されています。

併設しているレストランでは、地元で採れた素材を活かしたランチを楽しむことができます。

お土産屋さんでは、このハーブ園で栽培したハーブや、ゴットランド産のオイル、マスタードなど自然食品が売られています。

ルンメルンダ洞窟

“Gotland” by morner is licensed under CC BY-NC-SA 2.0 

スペアミント・ガーデンからさらに車で5分ほど北へ行ったところでは、洞窟探検を楽しむことができます。

1954年に地元の3人の少年によってたまたま発見されたルンメルンダ洞窟(Lummelundagrottan)は、現在ではゴットランドの観光スポットとして人気を博しています。

洞窟の全長は約4㎞。スウェーデンでもっとも長い洞窟のひとつです。

洞窟内は夏でも4~8℃とかなり涼しいので、上着を持っていきましょう。


小さな島ですが、たくさんの観光スポットが詰まったゴットランド。

行ってみたくなった!という方はストックホルムからのゴットランドまでの行き方を参考にしてみてくださいね。

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