ストックホルムに旅行を計画中。
憧れのドロットニングホルム宮殿に行ってみたいけど、市内からは少し離れているみたい。
地下鉄の乗り方も分からないし、自力でたどり着ける心配だな…。
この記事は、そんな人のために書きました。
スウェーデンが大好きで移住しちゃった筆者が、ドロットニングホルム宮殿までの行き方を画像付きで分かりやすく解説します。
初めての人でも迷わず行けるように、出来るだけていねいに説明するよ!
宮殿の見どころを詳しく知りたい方は、ドロットニングホルム宮殿・世界遺産の見どころ完全網羅【写真あり】をご覧ください。
ドロットニングホルム宮殿ってどんなところ?
ストックホルム郊外にあるお城。
現在の王様のお住まいとして使われています。
その美しさから「北欧のヴェルサイユ宮殿」とも呼ばれ、大人気観光スポットです。
1991年には世界文化遺産にも登録されています。
絵画や装飾品が飾られた華やかな宮殿と、手入れの行き届いた美しいお庭が見どころ。
スウェーデンに旅行へ来たら、ぜひ足を運んで欲しい観光スポットです。
ドロットニングホルム宮殿へのアクセス方法
ストックホルム市内からドロットニングホルム宮殿までのおすすめの行き方は次の2種類。
片道の時間と料金は、それぞれ次のとおりです。
所要時間 | 料金 | |
地下鉄&バス | 約40分 | 37クローナ (約400円) |
フェリー | 約1時間 | 190クローナ (約2200円) |
とにかく安く早く行きたい人には地下鉄&バス、
移動中も無駄なくストックホルム観光を楽しみたい人にはフェリーがおすすめです。
それでは、それぞれの詳しいアクセス方法やチケットの購入方法を見ていきましょう。
ドロットニングホルム宮殿への行き方① 地下鉄&バス
安くて早いのは、地下鉄とバスを乗り継いでいく方法です。
乗り換えは1回だけなので、とっても簡単。
海外旅行に慣れていない人でも、この記事を読めば迷わず行けますよ!
所要時間
乗り継ぎの時間なども含めると、合計で40分ぐらいです。
地下鉄(ストックホルム中央駅~ブロンマプラン駅)
まずは地下鉄でブロンマプラン駅(Blommaplan)を目指します。
地下鉄の乗り方・見分け方
どの地下鉄に乗れば良いか見分けるためには、この2つをチェックしましょう。
上の路線図にあるとおり、ストックホルム地下鉄には、
赤ライン、青ライン、緑ラインの3種類があります。
このうち、ブロンマプラン駅(Brommaplan)へ行くには緑ラインを使います。
そして、中央駅から見るとブロンマプラン駅は西方面にあるので、
このどちらかの電車に乗ればOKです。
地下鉄の駅には、このような案内板があります。
ラインの色と終点駅が表示されているので、プラットフォームを見つけるのは簡単です。
プラットフォームに着くと、今度はこのような看板が付いています。
1段目には、次に来る電車の情報。
2段目には、そのあとの後続列車の情報が流れます。
この画像は、「Hässelby strand行きの電車があと2分で来ます」ということを示しています。
緑ラインの地下鉄は、アルヴィーク駅(Alvik)やオーデンプラン駅(Odenplan)止まりのものもあるので、気を付けてね。
ちなみにストックホルムの地下鉄は、地下だけでなく地上も走ります。
ぜひ窓からの景色を楽しんでみてくださいね!
バス(ブロンマプラン駅~ドロットニングホルム宮殿)
ブロンマプラン駅に到着したら、改札を出ます。
改札は1つしかないので、迷う心配はありません。
出口を出ると、すぐ目の前にこのような電光掲示板があります。
ここには、バスの番号、行先、出発時刻、バス乗り場(アルファベット)が表示されています。
また、この電光掲示板の下には、乗り場の案内図があります。
どのバスが1番早く来るかを確認した上で、その乗り場でバスを待ちましょう。
ドロットニングホルム宮殿へ行くバスで、本数が多いのは次の2本です。
※このほかにもドロットニングホルム宮殿を経由するバスは複数ありますが、本数が少ないので割愛します。
176番・177番バスはMörby station行きもあるけど、これはドロットニングホルム宮殿とは逆方向へ行くバスなので、間違えて乗らないよう気を付けてね。
バスの中には停車駅を示すモニターがついています。
この画像では、次の駅が「Nockeby」という駅であることを示しています。
「Drottningholm」駅で降りましょう。
バス停からドロットニングホルム宮殿まで
バス停を降りたら、道路を挟んだ左手にはすでにドロットニングホルム宮殿が見えています。
徒歩2分ほどでドロットニングホルム宮殿に到着です。
ちなみに帰りの際は、来るときに下りたバス停と反対側にあるバス停からバスに乗り、ブロンマプラン駅に戻ります。
チケット料金と購入方法
ストックホルムでは、公共交通機関のチケットはすべて共通。
なので、地下鉄とバスも1つのチケットで両方のることができます。
詳しいチケットの購入方法は、ストックホルム地下鉄・バス・トラム・鉄道チケットの種類と購入場所・買い方を参考にしてください。
シングルチケットは37クローナ(約420円)。
最初に改札を通ってから75分以内であれば乗り換え自由なので、
バスに乗り換える際には地下鉄で使ったチケットをそのまま使うことができます。
帰りはバス→地下鉄の順で乗り換えますが、
この場合もシングルチケット1回分で中央駅まで帰ることができます。
ドロットニングホルム宮殿の行き方② フェリー
ストックホルム市内からドロットニングホルム宮殿まではフェリーで行くこともできます。
水上クルーズを楽しみながら、ストックホルムの街並みを堪能できるなんて贅沢!
所要時間は片道1時間です。
地下鉄&バスで行くより少し時間がかかります。
でも一度乗ってしまえばそのまま宮殿まで直行なのは安心。
しかもフェリーに乗っている間も観光を楽しむことができるので一石二鳥ですね。
フェリー乗り場
ドロットニングホルム宮殿行きのフェリーは、クラーラ・メーラシュトランド(Klara Mälarstrand)という船着き場から出ています。
船着き場は、ストックホルム中央駅から歩いて5分ほどです。
下の地図の、東側にある赤いポイントが船着き場、
西側にあるもう1つの赤いポイントがドロットニングホルム宮殿です。
船着き場はストックホルム市庁舎のすぐ近く。
市庁舎の見学をしてからフェリーにのると、効率良く観光できるね!
時刻表
夏の間は30分から1時間おきにフェリーが出ています。
ドロットニングホルム宮殿の営業時間は、6月~8月の観光シーズンは10時~17時。
宮殿をしっかり見学するには2時間程度かかるので、
市内を出発するフェリーは、14時か、それよりも前の便に乗るのがおすすめです。
最新の時刻表は、フェリーを運航するStrömma社のホームページをご確認ください。
フェリーのチケット料金
Strömma社のHPにある公式チケット料金は次のとおりです。
片道 | 190クローナ (約2100円) |
往復 | 240クローナ (約2600円) |
往復+宮殿の入場券セット | 350クローナ (約3900円) |
片道と往復で50クローナしか差がないので、フェリーを使う場合は往復で買うのがおすすめ。
宮殿入場チケットのセット券を買えばよりお得です。
ちなみに、宮殿の入場料は130クローナ(約1500円)。
つまりセット券を買えば、フェリー片道料金は実質110 クローナ(約1200円)になります。
フェリーのチケット購入方法
チケットが購入できる場所は主に次のとおり。
船着き場で直接チケットを買うこともできますが、
特に夏の観光シーズンは、乗りたい時間帯のクルーズが売り切れてしまう場合があります。
なので、できれば事前にネットで購入しておくのがおすすめ。
ちなみにStrömma社のサイトは英語にしか対応していません。
「英語でのチケット予約は不安…」という方は、べルトラ社の公式ページから日本語で事前にチケット購入ができます。
ドロットニングホルム宮殿への行き方 まとめ
地下鉄&バスでもフェリーでも、意外に簡単に行けちゃうドロットニングホルム宮殿。
世界遺産に登録されているだけあって、一見の価値ありです。
はるばるスウェーデンまで来られたなら、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね!
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