スウェーデン語の基数詞
基数詞(grundtal)とは、物事の数量を表す数詞のことです。
例:
Hon har tre barn.
彼女には3人の子どもがいる。
Boken kostar 120 kronor.
本の値段は120クローナです。
スウェーデン語の数字の読み方・書き方については、スウェーデン語の数字の数え方・数字を使った表現をご覧ください。
基数詞を名詞として使うケース
基数詞を以下のように変化させると、名詞として扱うことができます。
これらは、名詞化した数詞(substantiverade räkneord)と呼ばれます。
1 | en etta – ettan – ettor – ettorna |
2 | en tvåa |
3 | en trea |
4 | en fyra |
5 | en femma |
6 | en sexa |
7 | en sjua |
8 | en åtta |
9 | en nia |
10 | en tia |
11 | en elva |
12 | en tolva |
この場合の単数・複数変化、定形・不定形変化は、通常の名詞と同じです。
名詞の変化については、【スウェーデン語③】en名詞とett名詞(単数・複数・定形・不定形の基本ルール)をご覧ください。
例:
Han skriver så slarvigt att hans nior ser ut som fyror.
彼は字を雑に書くので、9が4に見える。
名詞化した数詞は、下記の場合によく使われます。
①バスや路面バスの路線
例:
Maria åker 2:an (tvåan) till jobbet.
マリアは2番バスに乗って仕事へ行く。
②小学校・中学校(grundskola)の学年(årskurs)
例:
Han går i femman.
彼は5年生です。
③アパートの間取り(部屋数)
例:
De bor i en 3:a (trea).
彼らは2LDKに住んでいます。
※スウェーデンでは、家の広さを r.o.k.(rum och kök)という単位で表します。
3 r.o.k は「3部屋 + キッチン」という間取りを意味し、一般に3:a(trea)と呼びます。
スウェーデン語の序数詞
物事の順序、順番を表す数詞のことを、序数詞(ordningstal)と言います。
1 | första |
2 | andra |
3 | tredje |
4 | fjärde |
5 | femte |
6 | sjätte |
7 | sjunde |
8 | åttonde |
9 | nionde |
10 | tioende |
11 | elfte |
12 | tolfte |
13 | trettonde |
14 | fjortonde |
15 | femtonde |
16 | sextonde |
17 | sjuttode |
18 | artonde |
19 | nittonde |
20 | tjugonde |
21 | tjugoförsta |
22 | tjugoandra |
30 | trettionde |
40 | fyrtonde |
50 | femtionde |
60 | sextionde |
70 | sjuttionde |
80 | åttionde |
90 | nittionde |
100 | hundrade |
101 | hundraförsta |
200 | tvåhundrade |
1000 | tusende |
1,000,000 | miljonte |
序数詞は以下の場合によく使用されます。
①日付
例:
Alfred Nobel föddes den 21 (tjugoförsta) oktober 1833.
アルフレッド・ノーベルは1833年10月21日に生まれた。
年月日や日付について、詳しくはスウェーデン語文法⑦年月日や日付の書き方・読み方をご覧ください。
②国王や皇帝の名前
例:
Sveriges nuvarande kung heter Carl XVI Gustaf.
現在のスウェーデン国王はカール16世グスタフです。
(※「XVI」の部分は「den sextonde」と読みます)
③頻度を表す場合
var/vart + 序数詞 + 単位(年、時間、分など)で、頻度を表します。
例:
De Olympiska spelen hålls vart fjärde år.
オリンピックは4年おきに開催されます。
Det går en buss var femte minut.
バスが5分おきに出発します。
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