スウェーデン語を勉強してみたいけど、どこから手を付けたらよいのか分からない…。
わたしもスウェーデンに来たばかりの頃は全くスウェーデン語が話せませんでした。
この記事では、今ではスウェーデン語を使って仕事がこなせるまでになった私が、おすすめのサイトや学習方法をシェアします。
初学者におススメ!阪大の「スウェーデン語独習コンテンツ」
スウェーデン語がどんな言葉か聞いたことすらない!という超初心者には、大阪大学が提供する「スウェーデン語独習コンテンツ」がおすすめ。
スウェーデン語を学ぶ日本人とネイティブとの会話形式の動画を見ながら、日常で使える会話表現を学べます。
スキットと和訳がついているので、聞き取れなくても大丈夫。
ただし文法を体系的に解説しているわけではないので、「まずはスウェーデン語に触れてみたい」という初心者向けです。
「スウェーデン旅行の前に、簡単なあいさつや日常会話を覚えてみたい」という方にもおススメ!
基礎からしっかり文法を学びたければ「スウェーデン語の基本」
日本語によるスウェーデン語学習教材は、残念ながらあまり多くはありません。
現時点で一番役に立つと思えるのは、こちらの本。
文法を網羅的に解説していて練習問題も付いているので、独学に最適です。
併せて使ってほしいのはこちら。
スウェーデン語の発音はカタカナ表記で表現できないものがありますが、付属のCDを使えば正しい発音の確認もできます。
最低限の文法・単語さえ身に着けたら、あとはどんどんスウェーデン語を使っていきましょう!
ライティングスキルを磨きたいなら「Lang-8」
わたしもとてもお世話になった便利なサービスが「Lang-8」。
投稿した文章を、ユーザー同士で添削しあうサイトです。
このように、自分が書いた文章(上段)に対し、その言語のネイティブが添削やコメント(下段)をしてくれます。
外国語で文章を書くと、「文法は間違っていないけど、ネイティブからすると違和感がある。。」という表現になってしまうこと、ありますよね。
Lang-8では、そのような間違いを指摘してもらい、ネイティブから見ても自然な言い回しや表現を身に着けることができます。
投稿した文章がなかなか添削してもらえない?
それなら、日本語を学んでいるスウェーデン人の文章を添削してあげましょう。きっとお返しにあなたの文章も添削してもらえますよ。
リスニング力を伸ばしたければ「Klar text」
スウェーデン語の基礎が理解できた人は、スウェーデンの国営ラジオSveriges Radioの番組「Klar text」に挑戦してみましょう!
Klar textは、ニュースを易しいスウェーデン語で伝える番組です。
ホームページにはスクリプト(実際に話されているものと100%同じではない場合もあります)も載っています。
私も実践していたおススメの勉強法は次のとおり。
- まずはラジオだけ聞く。
- 自分の言葉で内容をまとめる。
- スクリプトを読み、内容が合っていたか確認。
- 分からなかった単語をチェック。
- もう一度ラジオだけ聞く。
これを繰り返していくと、リスニング力と単語力が着実に身に付きますよ!
すぐに全部は理解できなくても、耳を慣らしていくことがとても大切です。
スピーキング力を身に着けたい人は、「Conversation exchange」
会話力を上達させたいのなら、とにかく話しまくるしかありません。
スウェーデン語を話す相手が身近にいない人は、「Conversation Exchange」で語学学習のパートナーを見つけましょう。
わたしもこのサイトのおかげで、今でも交流の続くスウェーデン人のお友達ができました。
「スウェーデン語が話せて、日本語を勉強したい人」を見つけたい場合には「Speaks」を “Swedish”、「Learning」を “Japaneses” にして検索します。
検索にヒットした人にメッセージを送ってみましょう。
語学交換の方法は
-
直接会って会話する
-
文通する
-
チャットアプリ(Skypeなど)を利用する
から選べます。
直接会うのに抵抗がある人は、検索画面で「Face to face conversation」の選択肢を外しておけばOK。
一人で机に向かって勉強するだけでは心が折れそうになりますが、相性の良い語学パートナーがいれば、楽しく勉強が続けられます。
言葉も文化もまるっと吸収したい人は「サマーコース」
スウェーデン語で少しコミュニケーションがとれるぐらいのレベルになったら、スウェーデンのFolkhögskola(国民高等学校)が主催するサマーコースに参加してみるのはいかがでしょう?
語学学習だけでなく、スウェーデンの美しい夏を思いきり満喫しながら文化体験を楽しむことができます。
スウェディッシュ・インスティチュートのHPに、サマーコース一覧が載っています。
コース期間は約3週間で、参加費は10万円程度。
お申し込み締め切りは毎年3月頃です。
わたしが以前参加したサマーコースでは、
- スウェーデンの伝統的な遊びやスポーツを楽しむ
- ヘラジカ園でヘラジカとたわむれる
- ダーラナホース(木彫りの馬の置物)を手作りする
など、ここでしかできない体験ができて、貴重な経験になりました。
サマーコースでスウェーデンの魅力を味わうと、語学学習へのモチベーションも急上昇!
外国語をマスターするコツは、「継続は力なり」に尽きます。
勉強してもしても、思うように語学力が伸びない。
そんな時はイライラや焦りが募りますよね。
でも言語が上手くなるかならないかの違いは、
- そこで投げ出してしまうか
- 諦めず粘り強く続けるか
の差だけなのです。
もし個別のご質問があれば、お問い合わせからお気軽にどうぞ!
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